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検索AIをいろいろ触ってみた
  • GPT Search、Perplexity、felo、Genspark、Gemini Deep Researchの5つの検索AIを評価・比較検証
  • 各AIの特徴:
    • GPT Searchは返答速度が速いが性能は控えめ
    • Perplexityはフォーカス機能とスペース機能が特徴
    • feloは豊富な機能と日本向けカスタマイズが強み
    • Gensparkはベータ版ながら無料で多機能(複数LLMの利用やSparkPage機能など)を提供、ただしUIに改善の余地あり
    • Gemini Deep Researchは豊富な検索サイト数と詳細な検索計画が可能だが、出力が遅く有料プランのみ
  • 検索AIの利点:最新情報へのアクセス、ソース表示による信頼性確保、資料作成機能。課題:出力の遅さ、検索結果への依存
  • Google検索との比較:AIによる一次解答と追加質問の容易さが利点、検索エンジンの弱さと出力ラグが課題
  • 活用のコツ:拡張機能の導入、システムプロンプトの設定、具体的な質問設定が重要
  • 特にfeloの検索代理機能とGemini Deep Researchのリサーチ機能を組み合わせることで、効率的な情報収集と資料作成が可能
  • 以下の検索AIを大なり小なり触ってみた
    • GPT Search
    • Perplexity
    • felo
    • Genspark
    • Gemini Deep Research
  • 面白いと思った機能を紹介する
    • 2週間くらい触った所感なので、全部の機能は使いきれてないです
  • 有料版は Google(Gemini Deep Research)しか使えてないです
  • 学習に使われるかとかは調べてないです。基本センシティブな内容は入れないでください
  • pros
    • 返答速度が速い
    • chatGPT内で完結するので、chatGPTの他の機能と合わせて使える
  • cons
    • 性能は他の検索AIに比べてあまり良くない印象

まとめ

機能としてはかなりシンプル。

性能は他の検索AIに劣るので、使い所としてはchatGPTの他の機能と組み合わせて使いたい場合に限られると思う

  • pros
    • フォーカス機能がある
    • スペース機能がある(chatGPT の Projectのような機能)
      • 検索スレッドをまとめて、後から質問できる機能
      • GPTs のように、ファイルやurlを与えて、それについて質問することも可能
  • cons
    • 他の検索AIよりは、機能が少ない
    • 無料だと機能制限がある

まとめ

検索AIとしては王道だが、機能はやや少な目

  • pros
    • Perplexity と同じくフォーカス検索がある。種類は Perplexity より多い
    • Peplexity の スペースと同じ トピック というのがある
      • 検索スレッドをまとめる機能
      • GPTs のように、ファイルやurlを与えて、それについて質問することも可能
    • 検索エージェント機能(検索代理)がある
      • テンプレートに沿って検索できる
      • マイエージェント(自分用のテンプレート)を作れる
        • 普段よく調査することはテンプレートにすると効率が良さそう
      • ドキュメントやパワポ、マインドマップを作ってくれる機能がある。Notion にも保存できる
    • cons
      • 無料だと機能制限がある

まとめ

機能が多く、検索AIとしては今かなりの注目株

日本のサービスなのでパワポ作成機能とか日本人が好きそうな機能がある

  • pros
    • Beta なのでほぼ全機能無料
      • o1 も使えてしまう
    • 特定用途に特化した検索ができる。検索以外の機能もある
    • Mixture-of-Agents
      • 複数のLLMに回答させて、それをまとめた回答ができてしまう
    • 画像生成も複数のモデルで生成できる(検索関係ないが)
    • エージェント機能
      • データ検索・ファクトチェック
    • SparkPage (検索結果を元にブログのようにまとめる機能)がある
    • マインドマップで追加検索ができる
  • cons
    • UIが微妙で若干使いづらい

まとめ

検索AIというよりは一機能として検索AIがある感じ。

無課金でここまでできるのはやばい

こんな感じ

  • pros
    • 検索サイト数が多い
    • 検索計画を調整できる
    • ドキュメントのようにまとめてくれる
  • cons
    • 出力が遅い(数分以上)
    • input が多いからか、たまにハルシネーションが見られる
    • プロンプトにコツがいりそう
    • 有料プランでしか使えない(1ヶ月お試しできます)

まとめ

時間がかかるので普段使いというよりはちゃんとしたリサーチ用

レポートの作成ツールとしては優秀

  • pros
    • 最新の情報にアクセスできる
    • ソースが表示されるからハルシネーションを心配しなくて済む
    • 一部の検索AIには、資料としてまとめてくれる機能がある
  • cons
    • 出力が検索結果に左右される
      • (たまに少し偏った意見だと感じることがある)

まとめ

調査・検索したい場合、調査してサクッと資料にまとめたい場合などは、検索AIを使った方が良い。

それ以外の文章作成や壁打ちなどは生成AI(chatGPTなど)を使うのが良い。

  • pros
    • 一次解答が検索AIからもらえる
      • 検索してそれっぽい解説をしているブログを見るより速い
      • 複数のソースから総合して答えてくれるので、ファクトチェックのために複数のサイトを見る必要がない
    • スムーズに生成AIに追加質問できる体験が良い
    • 検索結果を簡単に資料にまとめられる
  • cons
    • 結果出力までに数秒のラグがある
    • 検索エンジンが弱いと感じる
      • 参照しているソースがGoogleの検索結果と結構違う
      • 仕込み文字に引っ張られたりもするらしい
    • Google検索の感覚で単語のみで検索すると、たまに意図していたものと違う出力が出るのがやや面倒
    • 検索期間が基本絞れないのが残念

まとめ

とりあえず検索AIで検索して、物足りなかったらGoogle検索するのが良いと思う。

chrome拡張機能を入れると、Google検索の代わりに検索AIになるので、とりあえず試してみるのがオススメ。

  • とりあえず拡張機能を入れて、Google検索の代わりに使って、試してみるのがオススメ
    • 大半の検索AIはGoogle検索するとリダイレクトされて検索AIでの検索になる
    • felo は、Google検索→felo検索 ができる
  • 検索AIサービスとしては今はfeloがオススメ
    • 機能が豊富で開発も活発な印象
    • 検索エージェント機能(検索代理 Beta)で、自分用の調査テンプレートを作れてリサーチを効率化できる
    • 検索結果を元にドキュメントやパワポ作れたりするので、資料作成も効率化できそう
      • Gemini Deep Research も悪くないが、若干使い勝手悪い
  • 設定からシステムプロンプトみたいのが設定出来るので、日本語でとか設定すると良い
  • 検索結果の密度が回答結果に大きく影響する
    • 大雑把な質問だとふわっとした回答が返ってくるので、限定的にしてあげる方が良い
      • 例:検索AIを比較して → Perplexity と felo を比較して
    • ニッチすぎる話題も情報が少ないのであまり性能が良くない

Thank you!
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